Dear Prudence

・中学1年か2年のときの英語の授業のことだけど、ALTの先生(重複表現)を相手にした会話練習で僕はビートルズが好きですと言ったら、先生は自分も好きだというので、どの曲が一番好きですかと(たぶんめちゃくちゃな文法だったろうが)尋ねたら彼は「Dear P…

I Saw Her Standing There

・I Saw Her Standing Thereという曲を聴くたび、中学の文法書に出てくる例文みたいなタイトルが良いよなと思う。S+知覚動詞+O+現在分詞。 ・それにしてもなんて完璧な曲なんだろうと、やはり聴くたびに思う。 youtu.be ・タイトルも良いが、歌い出しの"Well…

新宿西口地下の階段

・新宿駅のいわゆる「ダンジョン」感を高めているのは、構内の複雑さに加えて、構内や周辺の道路のやたらいろいろなところに地下に降りる階段があることではないかと思う。まあ池袋や渋谷も階段は多いが、新宿はもっと多い気がする。 ・これはその中でも僕の…

2022年、ZARDにはまる

・昨年から個人的な90年代J-POPブームで、今年もその傾向は続いているのだが、特に二十何年の時間を経て衝撃を受けたのがZARDだった。 ・僕は平成初頭生まれの人間なのだけど*1、ZARDの全盛期というのがいつだったのかよくわかっていなかった。というか、小…

今年も終わりですが

・前回の更新からものすごく開いてしまったが、その間、思いついたことを書きはじめて、6割くらい書いたところでこんなものだったら無理に公開しないほうがマシなのではないかと思って下書きフォルダに引っ込めてしまったということが何回かあった。前回前半…

【読書記録】平野啓一郎「マチネの終わりに」

・2週間ほど前から平野啓一郎の「マチネの終わりに」(文春文庫)をぱらりぱらりと読んでいる。単行本が出たのは2016年、つまり6年前のことで、僕の頭の中の「近いうちに読む」リストには少なくとも4、5年は入ったままだったのだがようやく読み始めた(僕の…

最近聴いた曲

・この数日よく聴いた曲とかアルバムとか。 高原列車は行く(岡本敦郎) 青い山脈(藤山一郎) 六甲おろし(若山彰) 母国情緒(東京事変) 勝手にシンドバッド(サザン・オールスターズ) ニュームーンに恋して(やくしまるえつこ) Cry Baby Cry(ビートル…

意外とテレビっ子

・このブログには天気の話と、それからテレビの話がよく出てくる。もっとも、この10数年というもの僕がテレビを見る時間は減り続けていて、今では15〜20分、あるいは全く見ない日が多い。なのでこんなにテレビのこと書いているのは自分でちょっと意外に感じ…

暑いじゃなくて熱い

・暑いじゃなくて熱い。直射日光もだけどそれ以上にアスファルトからの照り返しが物凄い。昔、イベントの屋台で焼きそばを焼く当番をしたときのことを思い出す。これはフェーン現象とかたぶんそういう気象的な現象によるものなのだろうけど、僕にはどうして…

今日も雨でした

・今日も雨が降った。昨日ここに「明日も雨かもしれない」と書いたのは半分以上当てずっぽう……と言うのは言いすぎだけど、たぶん「はっきりしない天気」くらいになるのだろうと思いながら書いたのというのが本当のところなのだが、昼前くらいから傘をさして…

雨でした

・雨で雨なので、雨だった。だから明日も雨かもしれない。そして、東京はお盆。 ・夜の11時にカレーを食べたりしてはいけない。20代の頃はビクともしなかったけど、もはやしっかり結果が伴う歳になったことを思い知った(何度目か)。下の写真は駅のおそば屋…

言うまでもないが暑い。猛烈に。

・誰でも知っていることなので書くまでもないが、暑い。猛烈に。今日は日中、外を何度か出歩いた。台風の時などに「横殴りの雨」と言うが、「横殴りの直射日光」とでも言いたくなる凄まじい日差しから少しでも身を守るため、道沿いに並ぶお店の庇が歩道に影…

ジョン・レノン "Woman"のこと

・ジョン・レノンを聴き始めて20年近くになるが、この数日で、"Woman"(1980年発表)という曲をようやくというか、初めて好きになった。もちろん今までも名曲だとは思っていた。しかし、メロディもアレンジも聴きやすいけどジョンにしてはサラッとしすぎてい…

読書記録、天気のことなど

・天候がますます日替わりすぎて今がなんという季節なのかわからない。梅雨なのだろうか。 ・「梅雨なのだろうか」も何も、そもそも僕は梅雨というのが何月頃にあるものなのか、また1年に1度あるものなのか2度あるものなのか、30歳を過ぎて未だにきちんとわ…

水濡れ本を冷凍してみた

・あいかわらずのオッチョコチョイで、先日は水筒(近頃マグボトルとか呼ばれてるやつ)にパッキンをはめ忘れたままカバンに入れてしまいエラいことになった。そういえば、小学生の頃に遠足とか社会科見学でバスに乗ったとき、車内の一角が「なんか上から水…

雨、吉牛、aiko

2022年5月3日夜10時半の吉野家は、雨天にも関わらず遅い夕食を摂る人で混み合っていた。僕が案内されたカウンター席の両脇も既に先客で埋まっていた。店員さんに注文を伝えてしまうと、お冷を飲みながら僕はカウンター奥の壁に設置されているテレビを何とな…

アメリカではもう誰もブログなんてやってないんだってさ

・まったく余計なお世話だとは思うが、ひろゆきはいつまでビールを飲みながら他人の人生相談に回答し続けるつもりなのだろうか。「2ちゃんねる」とは違って他人に任せてしまうことも、「乗っ取られる」こともありえないわけで、かといって5年も10年も続ける…

聴こえたり聴こえなかったりする電車の音

・子供の頃、外で遊んでいたり歩いていたりするとき、線路からはかなり離れている場所のはずなのに、たまに風や自動車の音に混じって電車の走る音が聴こえることを不思議に思ったものだった。 ・大人になった今では、ビルや住宅あるいは地形の関係で意外に遠…

新宿の上空

・用事で久しぶりに新宿まで出た。用を済ませた後、ちょっとした散歩のつもりで南口のサザンテラスを歩いていると、その上空をでかい飛行機がひっきりなしに飛んでゆく。羽田に着陸する飛行機たちだ。都心上空を通るいわゆる「新ルート」が使われるようにな…

昨日晴れで今日はまた雨だった

・(昨日書いた文章なので一日ズレている)おとといは雨で昨日は晴れで、今日はまた雨だった。と書くと小学生の日記みたいな文章になってしまうけど、そうとしか書きようがない。 ・今年の春は、まるで梅雨入りしたような天気が続いたかと思うと、天気は良い…

4月も終わりだが寒かった

・明日で4月も終わりで、世間的にはゴールデンウィークという季節だが今日は一日中雨でしかも寒かった。夕方過ぎにはスマホの待ち受けに表示される気温が10℃を切っていた。 ・高校生のとき通っていた美術予備校で、千住博さんの講演を聞いたことがある。そこ…

先日書いた記事の書き出しが「坊っちゃん」の冒頭に似ていることに気付いたとかなんとか

・先日書いた記事*1の どうにも荷物が減らせない質で、外出時はリュックサックに加えてサコッシュをたすき掛け、というスタイルが標準になっている。お店のガラスに写った自分の姿はオタクのそれだ。 という書き出しが、まったく無意識だったのだが、漱石の…

17年前の誰かの日記ブログ

・この間何か調べるために何か少し込み入ったキーワードでググったら(その何かが何だったかはもう忘れた)、どこかの誰かの書いた日記ブログが2番目くらいの候補としてヒットした。 ・結論から言えば(?)、その日記の内容は僕の調べたかったこととは何の…

外出時の荷物多い問題

・どうにも荷物が減らせない質で、外出時はリュックサックに加えてサコッシュをたすき掛け、というスタイルが標準になっている。お店のガラスに写った自分の姿はオタクのそれだ。僕自身はオタクと言われても構わないのだけど、むしろおこがましいというか。…

本格野球小説 Me And Mr.OCHIAI その4

Chapter4 青年の回想ーMe meet Mr.OCHIAI ※前回はこちら tomotaroohtako.hatenablog.com 明日は試合なのだ。さっさと夕食を済ませて早く寝てしまおうーー暗い部屋でベッドに体を横たえたものの、頭が妙な具合に興奮してなかなか眠れぬ僕はセブンスターを吸い…

本格野球小説 Me And Mr.OCHIAI その3

Chapter3 タバコ屋主人の回想ーThe old man and Mr.NAGASHIMA ※前回はこちら tomotaroohtako.hatenablog.com 「お前は明日の試合、第2打席でホームランを打つ」唐突な"予言”を僕に言い残して落合博満が去ってしまった後、僕は1人で黙々とグラウンドにトンボ…

"Imagine"の絶妙な気持ち良さについて

・僕は普段ジョン・レノンの曲の中でもImagineなんて聴くことはほとんどなくて、その理由はいくつかあり、しかし一番大きいのは単に僕にはあの曲が「退屈」としか感じられないということなのだけど、たまたま外出先で入ったお店とかでBGMとして流れているの…

ビートルズとレッド・ツェッペリンの来日のこと

・昭和四十一年にあのザ・ビートルズが日本に来て、武道館でコンサートをやったというのは、アポロ11号の月面着陸なんかに比べたら疑う余地は0.1ミリも残されていない事実に決まってるのだが、その前座がドリフだったとか、ホテルで加山雄三が面会しただとか…

道で天狗と鉢合わせした

今日、道で天狗を見た。コンビニで買い物を終えた僕が道に出た途端、鉢合わせだった。 黒いハンチング帽に黒いマスク。帽子の後ろから髷のように束ねた髪が突き出ている。肩から重そうな黒いマントを羽織り、その下に着ている黒いロングコートの丈は膝まであ…

嗚呼、恐るべしテプラ

最近、仕事で久しぶりにテプラを使いました。 以前、デザインの敗……とかで妙な注目を浴びたテプラですが、改めて使ってみると、この"ザ・物理出力"感、これって人間にとって非常に馴染みやすく、離れがたい感覚なのだ……そんな仮説を提唱したい気分になりまし…