【紅白】8時台前半と大トリしか見てない人による2021年紅白歌合戦まとめ

あけましておめでとうございます。

紅白は諸事情あって8時台前半のちょっとと、大トリのMISIAさんしか観ていません。というか、ここ数年は毎年そんな感じのつまみ食いです。それでもなんとなく今回の紅白は全体としてどうだったんだろうっていうのは気になるので、ニュースサイトとかで事後情報だけ収集してしまいます。それでわかったことをざっと挙げると、

  • 会場はNHKホールが改修中なので国際フォーラムだった
  • 今回も大泉洋さんは安定だった
  • 今回も三山ひろしさんの枠でけん玉をやった
  • そのけん玉メンバーには、あのムックがいた
  • ムックというのは僕が知らない2021年ブレイクしたピン芸人の名前とかではなく、ポンキッキーのムックで間違いないらしい
  • ムックのけん玉はムックサイズの特別製だったが、ギネス認定上の問題にはならなかったらしい
  • ステージで倒れちゃうとか、「全裸に見えるスーツ」とかみたいな大きいトラブルはなかった
  • 裏でやってたガキ使の後釜のお笑い番組では、なぜか高畑充希さんが出ずっぱりで頑張った

こんなところでしょうか。だいたいのところは掴めた気がします。

ところで、僕は8時台前半のちょっとと、大トリのMISIAさんしか観ていないにも関わらず、MISIAさんの歌唱が終わった時点で「ああ、今年は紅組の勝ちなんだな」とテレビの前で確信しました。

その理由としては、まずMISIAさんのパフォーマンスの「全部持ってった」感です。なんていうか、ただ歌っていうより「ショー」っていうんでしょうか。そういうのを観た感じでした。最後のロングトーンとかもすごいですよね。筋肉も鍛えてるんだろうななどと想像しました。その他、衣装、バックのオーケストラ、ステージの装飾、藤井風さんのニッコニコ顔、などなど引っくるめて「あ〜、ここしか観てないけどこれは全部持ってったに違いない」と思わされたのでした。

もうひとつ挙げると、MISIAさんといえば、今夏の東京オリンピック開会式で君が代独唱の大役を務めたことが記憶に新しいですね。そのMISIAさんが満を持して紅白大トリに登場、紅組優勝で2021年が締めくくられる……というのは、もうストーリーとして完璧じゃないですか。いや、出来レースとか言いたいわけじゃないんです。違うんですよ。

……ただ、皆さん紅白の勝敗って、それほど本気で気にしてるわけじゃないですよね。少なくともM-1みたいにピリピリはしないでしょう。万が一、いや、俺は毎年テレビにかじりついて血まなこで大学ノートに◯×付けて採点してるんだぞ、ふざけんな、謝れっていう方がいたら、謝ります。

うん。そういうわけで「音楽で勝敗つけるなんて」っていう意見もわかるんですが、その点については僕はまあいいんじゃない? って思います。ガチの勝敗っていうよりは、盛り上げるためのあれですから。もちろん、そもそも紅白(女/男)っていう分け方の問題は依然ありますが。けん玉企画にしても、合理的に「なぜ紅白でけん玉なのか」と考えてしまえばそりゃ全く意味不明ですが、三山ひろしさんがOKならいいんじゃないでしょうか。

そのけん玉企画、今年で5回目(!)になるそうなんですが、はてさて3、4年前の年末を思い出すと、僕はテレビの前で「これがこの国の文化レベルかっ!」とか割とキレてた気がします。僕も歳とともに少し丸くなってしまったんでしょうか。