文章を書くことについて その2(花金、神田)

Twitterでは毎日投稿できても、ブログを毎日更新するというのは難しいものだ。

 

よくある「ウケるブログ指南」みたいなものには、日記みたいな記事を書いても誰も読みませんよということが、必ずいっていいほど書いてあるが、日記だろうがなんだろうが、毎日書けるというのは才能とまではいかなくとも、一種の能力ではあるだろう。

 

だいたい、僕は今もこうして一応文章を書いてはいるけど、本当に何を思いついたわけでもないので、たぶんこの後は話が次々と飛ぶことになる。何卒ご容赦願いたい。

 

ところで、この新型コロナはかなり長期戦になるのかもしれない。まったく、令和おじさんやら、即位パレードやらで盛り上がってた頃が、遥か昔のことに感じられる。

 

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※写真はイメージであり、本文とは関係ありません。

 

 

令和改元の頃、僕は前職の客先常駐エンジニア稼業から今の職へ、転職の目処が大方ついて、常駐エンジニアとしては最後のご奉公となる神田の現場で働いていた。

 

その神田で勤めていて驚いたのは「花金」というものは本当に存在するのだということだった。

 

前職での僕は無能の極みで(まあ今も大して変わらないけど)、金曜日も22時過ぎまでまったく不毛な残業をしていたりしていたのだが、やれやれと会社を出て、駅の方まで来ると本当に驚く。

 

祭りか(笑)

 

そこには、もう信じられない数の、スーツの男女の群れが大声で笑ったり喋ったりしながら道に溢れているのだ。そして、そこにさらに群がるタクシー、タクシー、タクシーである。

 

「飲みニケーション」なんて死語と言われるけど、なんだかんだ結構な数の人々が未だに会社の人間同士で酒を飲み交わしているのだ。

 

ちなみに、僕は酒を飲むと体がフワーっとなって、なんとなくいろんなことがどうでもよくなるけど、まあそれくらいなもので、別に楽しくなるわけでも、テンションが上がるわけでもないので、いまいちつまらないというか、酒を飲む楽しさというのがわからない。

 

また話は変わるけど、神田といえば、あのあたりのJRの高架は大正時代?くらいに作られた赤レンガのアーチ橋がそのまま使われていて、なかなか興味深い。今年やるはずだったーーそして疫病蔓延という、まったく予想外の方面からの打撃により、ついに「延期」となってしまったーー東京オリンピックに伴う、スクラップアンドビルドの嵐にも巻き込まれずに済んだようなので、この先も何十年かは使い続けるのだろう。